戦姫絶唱シンフォギアGX 第5話感想 道は切り拓かれた!
内容盛りだくさんでしたが、いちばんぐっときたのはやっぱりきりしらのユニゾンです。
二課の潜水艦の電力が絶えてしまう前に、強化型シンフォギアが完成したのは彼女らのおかげ。奇跡をその手で掴んだのでした。
「二人でなら」「こわくないデス」
なんとLiNKER(二本目)の打ち合い…!
奏用に開発されたリンカーは、ウェル博士のやさしいリンカーとは違う。
そんなものを二度も投与したら無事ですむ保証はない。
例え時間とエネルギーを確保できるのは自分たちしかいないのだだと分かっていても、こわくないわけがないのです。
それを乗り越えるのが二人の絆で、覚悟をより強いものにしたのだと思います。
シンフォギアGでは切ちゃんが調にantiLiNKERを打ったり
切ちゃんが調にLiNKERを放って煽ったりしていたけれど…
絶唱までした痴話喧嘩は過去のこと。
「行こう切ちゃん、一緒に」「切り刻むデス!」
今度はぶつかり合いの歌じゃない。
もともと2こ1で高いコンビネーションの二人でしたが、ユニゾンでさらにパワーが発揮されて感動しました。
また、今回もマリアさんがいい働きをしてたなと思いました。
さらにリンカーを打とうとする二人を止めようとする司令に、
「やらせてあげてください」と。
司令も「子どものやりたいことを支えてやれない大人なんてかっこ悪くてかなわない」なんておっしゃっていたカッコ甘いOTONAさんですし。
現状打開のためにエルフナインのプロジェクトイグナイトを信じる、
それを守るために戦おうという気持ちをもっているのはマリアさんも同じだけど
力がなくて戦えません。
悔しくて血がにじむほど唇をかむマリアさん。
でも、セレナのと同じ壊れ方をした翼とクリスのシンフォギアが改修されたのだから、次はきっとアガートラームの改修がなされてマリアさんも戦えるようになるよ…!
どうやってセレナのをいつでも纏えるようになるか気になります。
「それでも調と切歌なら、目の前の茨を切り刻み、道を切り拓いてくれる。」
二人の力を信じるこのセリフも好きです。
ユニゾンで数値以上の効果を発揮した二人だけど、それでもミカは強くて、
とうとう切ちゃんのシンフォギアが壊されてしまいました。
逃げるように言う切歌のことばをはねのける調。
「切ちゃんを置いて逃げるなんてできない!
「私の命は切ちゃんに救われた命だもの!
「切ちゃんを救うために、全部使うんだ!!!」
出動前に、メディカルルームにいる響を助けたいと切歌以外に言えなかった調。
自分の感情をあらわにするのを恥ずかしいと思う調が、
自分の、切ちゃんを救いたいという気持ちをこんなにも叫ぶなんて熱すぎます。
計り知れないくらい大切な存在なんだなと思いました。
そして、切ちゃんに救われた命とは何を指すのか気になりました。
調がフィーネとして覚醒する前に、事故とはいえイガリマにフィーネの魂を刈り取ってもらったことを指しているのか。もっと過去の別のエピソードがあるような気もします。
もうボロボロなのに、2こ1ユニゾンでやっとこさだったのに、
それでも戦い続ける調に、目に溜まった涙が流れてしかたなかったです。
アルカ・ノイズにギアを分解されてしまった調…。
時間の問題と分かっていても悲しい。
恥ずかしいところを切ちゃん以外に見られてしまってこれまた悲しい…。
どんどん迫ってくるアルカ・ノイズに
もうだめかと思ったところで先輩たちが助けに来ました……!(ノД`)・゜・。。
二人が信じて戦ってきたからこそやってきた奇跡。
左がクリスちゃんで、右が翼さんの仕業かな。
翼さんはまず脅威となる白い部分を切り落としたのがさすがです。
翼さんとクリスちゃんがかっこよくてかっこよくて。
思わずほほを染めるのも無理はありません。
OPのこの共闘が本編でも見られるなんて…!
場所も同じでしょうか。
そういえばこの二人もまた、きりしらの痴話喧嘩の裏で戦っていたのでした。
「お前がどんなに拒絶しようと、私はお前のやりたいことに手を貸してやる。
「それは、片翼では飛べぬことを知る私が、先輩と風を吹かせる者の果たすべき使命だ。」
という翼さんの頼もしさ。かっこよかったなあ…。
奏から翼へ、翼からクリスへそういう精神が受け継がれて、このGX5話につながっていたら嬉しいです。
「先輩ッ!」「誰かッ―!」と助けを求めた時にかっこよく登場する王道っぽさも似ていたので。
その他にもいろいろあった5話でした。
ピアノの前に座りながら、メディカルルームに運ばれた響を案ずる未来さん。
髪を白くしたらきれいなウェル博士になりそうですが、試験までに悩み事を解決するよう無茶を言う先生なのでした。
未来さんを叱らず、事情も知らないのによく配慮してくれたとは思いました。
一週間で強化型シンフォギアの89%を完成させるエルフナインさん。
めっちゃ手作業っぽくて笑ってしまったけど。
キャロルの過去の記憶
錬金術も料理もレシピ通りにやればうまくいくはずというパパさんの料理はくろこげ。
クリスちゃんの中の人もホットケーキの材料からガーリックステーキを練成した過去があるけど、あれは手順とか加減から間違っていたので問題外。
ちなみに彼女は何でもかんでもやらかすわけではなく、お菓子キットを使ったり、レシピに沿って作ったりすればちゃんとおいしい料理がつくれます。
脱線した。
おいしい料理ができないパパさんの代わりにキャロルが料理をすることになりました。
父から娘へ命題が出されていたけど
娘から父にも命題が出されていたのですね。
無難な答えだと愛情な感じだけどどうなるかなー。
ビーフストロガノフみたいに、男の子は知らない何かがある可能性も(笑)
ほんとう、なんでキャロルはエルフナインに記憶を転送複写したのか。
回想のキャロルより、エルフナインの方がロリロリな声でした(笑)
キャロルのなっがい三つ編みも何か理由があるんですかねー。
翼さんと響の父が画面に映る。
翼さんの方は父に対してノーコメント。
やたらと回りくどい言い方に、自分の父親と思いたくない気持ちがあるのかもしれません。
ここではクリスちゃんの言葉遣いを楽しめます。
とどのつまりだの蒟蒻問答が過ぎるだの。日常生活でぽんぽんそんな言葉がでてくるなんて、さすがやっさいもっさいを躍らせてきた親だけある。
マリつばとつばクリどちらにするのか迫られているように見えなくもないなんて思ってごめんなさい。
響の父はリハビリ後の回想シーンにて。
家族に喜んでもらえると思ってリハビリを頑張った結果、家族に暗い顔をさせてしまったトラウマ。立花家には悪いところないのになぁ。まさに悲劇。
目が覚めた響は未来さんと再会しました。
未来のおかげで歌えるようになったとニコニコ顔ではあるけれど…。
たった一言なのに映えるお二人さん。
あと気になったのはファラとキャロルの会話です。
今回の話のどこを指してはじまりであり、おわりなのか。
キャロルさん着たり脱いだり忙しいね。
BAYONET CHARGE
つばクリ曲…?!衝撃的でした。
二期でライブシーンがあったら翼とクリスでやってくれないかなと抱いていた小さな期待が、時を経て叶ってしまいました。ライブではないけど、戦場でのデュエットの方がこの二人らしいかもしれない。
翼さんが閻魔様と言ったり風とか雪とか言ったり、二人のことが混ざった曲。
「なめるんじゃない(ねぇ)」のところがとても好き。
人形に手をこまねいて、信じた仲間がやられるのをみているしかできなかった正規適合者二人の意地がみえます。
また、「ひとりにはしない」ということばの頼もしいこと。
ミカときりしらは、髪の毛の使い方がおかしかったり、死語を使ったりする点で似ています(笑)
2こ1なんて今のJKとか使わなそう。
敵じゃなかったら案外気が合うかもしれないと思いつつ、同族嫌悪に陥る可能性の方が高い気がします。
あ、調はバレリーナ要素もガリィさんと被ってました。
この切ちゃんすっごいやわらかそう
不安要素がなかったわけじゃないけど、今回ようやく上がって終わったのでとりあえず穏やかな気持ちです。
調の変身バンクをルンルンで観れます。
そしてようやく感想が書けたので他の方の感想を読みにいけます。
最速放送前に書けてよかった…。
楽しみだからって先に読んでしまうと、私の気持ちを代弁してもらった気持ちになって満足してしまうのです。
自動人形の名前や技の由来を分析したり、ダインスレイフの神話を調べてたり、その剣のルーン文字の解析をしてたりなど皆さんの考察が深くて、毎度驚かされてばかりです。
3.4話の響の態度の受け止め方が様々だったりとか、他の方の感じ方を知るのも楽しいです。
今週のラジオにはあやひ―がゲストで登場します。
Rebirth-dayや今回のBAYONET CHARGEについてお話がきけるといいなあ。
過去記事