高垣彩陽「Lasting Song」戦記絶唱シンフォギアXV ED感想

遅ればせながら、あやひーご結婚おめでとうございます(*'ω'*)!!

アニメ盤の裏ジャケットのクリスちゃんが大人っぽい!そして薬指!まるで予言かのように!

 

さて、今回のED曲「Lasting Song」は「別離」と「出会いの尊さ」がテーマ。
第8話ではついに(本来の)未来さんとの再会が困難なこととなり、話の展開がEDテーマに追いつき始めました。

今回のテーマ

これまでのあやひーの話によれば、EDを制作するときは金子さんからテーマについてオーダーがあるそうです。
今回は「別離」と「出会いの尊さ」ですが、「別れ」に焦点を当てたのは初めてではありません。
第2期の「戦姫絶唱シンフォギアG」のED「Next Destination」でも、「前向きな別れ」として「別れ」をテーマに歌っています。
最近、この「Next  Destination」は最終回終わりのマリアにもピッタリなのではと感じました。(特に1番)

「立花響、君に出会えてよかった」


日笠陽子が選ぶ<ベスト・オブ・シンフォギア>

 これぞ前向きな別れ。このまま特殊ED「虹色のフリューゲル」が流れて終了するわけですが。
今までひびみくっぽい、奏と翼っぽい、二課の関係っぽいとしか思っていなかったけど、さらにGの裏主人公マリアからの視点だとしてもいいじゃないかと。

ちょっと話がそれましたが、このようにシンフォギアの主題歌は、決して特定のキャラクターやシーンだけのための曲ではないのです。

大枠のテーマや歌に欠かせないシーンの設定はあれど、想像を膨らませられるようになっていると思います。

 

第5期はテレビシリーズの完結という作品としての別れや、話の展開としての別れがあることから、「別離」がテーマになったそうです。

 

曲の一番は特に別れを悔やむ気持ちが強いのですが、二番以降、未来に向けて歩みはじめるような言葉が増えていきます。

彩陽さんはインタビューで

「後悔の大きさはその人に対する思いの強さとイコールじゃないか」

と語っており、まさにそれが表現されている楽曲です。

 

声優雑誌やラジオなど各種媒体で「Lasting Song」について語られていますが、ナタリーの彩陽さんへのインタビューはぜひ読んでほしいです。

 https://natalie.mu/music/pp/takagakiayahi02

金子さんいわく、特濃とのこと。

 

サウンド

第8話の未来さんの変身からEDにかけての作りがすごかった!

シンフォギアのEDには、第2期からロングイントロver.というものがあり、Bパートの終わりからエンディング映像を楽曲で繋いでいます。

 

シンフォギアGの頃、画面ではとんでもないことが起きているのにスピーカーからはEDのイントロが聞こえ始める…

もう終わり?!次どうするのどうするの:( ´ω` ):

という感じの焦燥感に駆られることがしばしばありました。

ロングイントロは、シンフォギアのただでさえ強い引きをさらに強烈なものにします。

 

「Lasting Song」のロングイントロは今までにない、控えめながらもきらきらとした音やピアノの音が入っています。

これらは普通のイントロver.には入っていない音だったので、CDを聴きながらなんでなんだろうなと思っていました。

ピアノといえば学院でピアノ選考である未来さんで、今作では未来さんに焦点が当たるからこれもありかな~などと呑気にしていました。

そこで第8話の放送ですよ。

未来さんが取り込まれてやばい…

陰の強い変身バンクを背景に聞き覚えのあるロングイントロが流れ始める

そのまま未来さんをクローズアップしたEDへ突入する

あぁこのためのこのロングイントロかと納得がいきました。

 

まとめ

今回のEDはシンフォギアテレビシリーズの最終作にぴったりな曲だと思いました。

Wow のコーラスで「歌で繋がる」ことができるし、

歌詞には「燃え尽きても」「散り果てても」といった過去作を連想させるワードもあります。

これまでの出会いから確かに受け取ったものがあるのだと感じられます。

そしてシンフォギア世界で因縁深い「月」というワードも出てくるのです。

月が主題歌の歌詞に登場するのは初めてで、もうこれは決着が付くのでしょう。

 

今後話がどうなるのかドキドキですが楽しみです。