えとたま 猫とネズミのすれ違いをまとめてみる

 

夏アニメがスタートしているけど、まだ、お話したい。

 

 

チュウたんがいかにして滅するマンレディになってしまったのか気になったので、えとたまの簡単な時系列をつくったらこんな風になりました。

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すれ違いその1は2000年前

第一回干支魂選抜祭の前日(?)に、にゃ~たんは選抜祭に参加しないことをチュウたんに伝えます。にゃ~たんはチュウたんと同様十二神の有力候補になるくらいには実力をもっていました。
12話でのチュウたんによると、にゃ~たんは影からサポートすると言っていたようです。

にゃ「十二神にはならずに、影からサポートするにゃ(身軽さを活かして、十二神がなかなか手の届かない厄介ごとを片付けてまわろう。そうやって支えたらこの国が安定するにゃすよー。)」
チュ「(にゃ~たんがそばで支えてくれるなら我は安心だなあ。そばにいてくれるなら、にゃ~たんが十二神である必要もないし。)わかった。」

チュウたんはにゃ~たんが自分の右腕になってくれると思ったから、わざわざ自分が猫をだましたなんて泥をかぶったのだと思います。ETM12に参加しなかったにゃ~たんが、神から罰せられないように。

互いに思い合ってるのに微妙に分かり合えていなくてもどかしいです。

チュウたんはずっとそばにいてくれると思ったのに、十二神制度がスタートしてから思った以上ににゃ~たんが自分の相手をしてくれなくて、余計にフラストレーションが溜まった、あると思います。約束と違うじゃんって。

すれ違いその2は60年前

チュウたんがにゃ~たんのことを敵視し始めたのは、60年前のETM12のときです。
ここで二人はさらにすれ違います。
二人のやり取りは
にゃ「もういいんにゃよ」(干支魂神楽遷偶を向けながら)
  「この方法でしかチュウたんを救えないにゃ」

チュ「この国を守るとやくそくしたではないか」
  「なにをばかなことを」
  「我は要らぬというのか」(神楽遷偶を見て)
こんな感じで。

にゃ~たんはチュウたんを重たい負の状態から解放してあげたくて、休ませたくて干支魂神楽遷偶を放ちました。
でも、チュウたんはそれをみて、「お前ちっともリーダーできてないしそんな負の感情さばけてないし用済みにゃ、もういいにゃー消えろにゃー」「ポンコツのチュウたんにかわってにゃーが干支神なるにゃー」的な解釈をしたのです。
共に国を守っていこうと約束したにゃ~たんに用済み宣言されたら(してないけど)、裏切られたと思ってしまうのも無理はないでしょう。だから、「もはや、我の…敵!」となってしまった。

 にゃ~たんはチュウたんを助けるためにドラたん、シマたん、ウリたんに弟子入りまでしたのに、気持ちは届かず。

 

二人とも言葉が足りていない。悲しい
バトルが始まる前にゆっくりお話できる機会があったらよかったのに。

もともと言いたいことが言い合える仲だったからこそ、
言葉をそんなに交わさなくても理解し合えていると思っていたのかな。

 

 けんかして仲なおり

 にゃ~たんが転生した後、チュウたんに狙われる理由を覚えてなくて、チュウたんイラッとしただろうな。そもそも滅したはずなのに転生できちゃってることにまず苛立っちゃうよ。
にゃ~たんはにゃ~たんで、身に覚えがなくて戸惑ってたし、深刻に受け止めてなかったなそういえば。プリンとかなんとか。
そして60年前に自分を消そうとしたにゃ~たんが能天気に暮らしてる姿をみて、メッスルマンレディは加速していったように思うよ。確か再会したときめちゃるんるんだった。

 

 最終的にはにゃ~たんに汚れをはらってもらい、チュ~たんが自分の弱くてみっともないところもさらけ出すことができてよかったです。
チュウたんはこれまで干支神のリーダーとして役目を果たすことに対してはとてもまっすぐでした。そのまっすぐさをにゃ~たんに対しても向けることができたから、すれ違いが解消できたのだと思います。そんなチュウたんを引き出したにゃ~たんも12話かけて成長したなーと思います。
自分がどうなろうとも手を離さない、どんなチュウたんでも受け止める!と叫ぶにゃ~たんはかっこよかったです。

二人の間にわだかまりがなくなった上でのバトルでは、二人ともすがすがしい表情をしています。いいね!

けんかあとの二人のやり取りがほほえましいです。

 

これからはいい距離感が保てるといいですね