えとたま 12話(最終回) 感想

なんと2007年からの企画モノ。

萌えありギャグありメタあり、グリグリ動く熱いCGあり

とても満足できたアニメでした。

 

冒頭はウリたんの語りから。1話ぶりのシリアスな語り口調。最後まで解説キャラご苦労さまです。

にゃ〜たん転生前

チュウたんは干支神として世界を安定させ、にゃ〜たんは干支神にはならないが、チュウたんの力になるという約束を交わした。

 

ETM12で、108の干支娘の中から12の干支神が選ばれた。

その中のトップであるチュウたんはみんなからとっても頼りにされる存在。

日々、他の干支神たちのお悩みをきいてあげている。責任感つよい。

シャアたんも手を差し伸べてたんだけど、大丈夫だという。

チュウたんが頼りにしているにゃ〜たんは旅に出ていてなかなか帰ってこない。

帰ってきたと思ったら、トラブルを持ち込んでいつの間にかいなくなる。チュウたんが手の届かないゴタゴタを解決してまわっているようでしたが。

チュウたんはにゃ〜たんに話を聴いてほしいのに、本人は気づいてないし、そばにいてくれない。

 

この寂しそうな顔…!

にゃ〜たんにそばにいてと言えないのは、自分のキャラを気にしてたからでしょう。リーダーなのに弱音を吐いちゃいけないとか、まだ平気とか、思っていたんだろうな。

 

チュウたんは自分が疲弊してきていることを感じながらも、役割を投げ出すことなく続けていたので、にゃ〜たんがチュウたんの異変に気づいた時にはもう手遅れ状態だった。

ソウルジェムみたいな感じかな。

 

そして歯車追いかけっ子のシーンへ

にゃ〜たんがチュウたんに向かって干支魂神楽遷偶を打とうとする。チュウたんにはにゃ~たんが自分を滅しようとしているように見える。自分には干支神として世界の秩序を保つ役割があるのに、自分はもう要らないと言われているように感じたみたい。

チュウたんが奴は我を裏切った、敵だと言っていたのはこの行為が原因だったんですね。

 

にゃ〜たんはチュウたんを苦しみから解放するために技を使おうとしたのに、その思いは届かなかった。もう休んでいいんだよという言葉も通じなくて。

すれちがったまま、即座に干支魂神楽遷偶をコピーしたチュウたんににゃ~たんは滅されてしまいました。

 

チュウたんvsモ~たんのときもそうだったけど、神楽遷偶を放つチュウたんの顔がものすごい…。すっごく邪って感じです。憎しみがこもっています。
これはプリティモードと呼びづらいですね。

 

にゃ~たん転生後、記憶が戻って

にゃ〜たんは転生前、チュウたんを滅するしか彼女を救う方法はないと思っていた。でも、転生後の生活と、記憶が戻ったことによって、そうじゃなかった、自分がチュウたんにできることは他にいろいろあったことににゃ~たんは気づく。

ここでウリたんが自分の身をていしてETM12に乱入してきてくれたシーンなどの回想がはさまれていたので、にゃ~たんはみんなから自分ができることは何か、たくさんヒントをもらっていたのでしょう。

気づきを得たにゃ~たんは、干支魂神楽遷偶の本来の力を発揮できるようになったようです。(干支魂の穢れを浄化する力)

 

今度はどれだけ殴られても手を離さなかった。技成功!

チュウたん浄化されます。

 

そして、ここからチュウたんのデレ祭り!

本人はずっと抱えてた気持ちをにゃ〜たんにぶつけてるだけだけど、今までの言動と比較したらこれ以上ない甘々です。2000年ぶりのデレ。

チュウたん役の大原さやかさんが12話のために演じてきたとおっしゃるだけのことはあります。

にゃ~たんからはキャラがブレすぎだと指摘されますが、

テレビの前からタケルがブレちゃっていいじゃないかと応援。

「みっともなくわめいて、ダダこねて、ブレまくっているから毎日が面白いんだって。ぼくはそんなにゃ~たんだから応援したいと思ったんだ。そんなにゃ~たんが応援するチュウたんのことも、応援するよ」

タケルのソルラルによってさらに浄化(?)

なんとチュウたんの服も白色に!!!?

 

最強の干支神復活。
二人が言いたいことを言い合える関係に戻ったところで、
因縁なしに、ソルラルシールをかけて試合再開。

 

にゃ~たんのやさしいところは、チュウたんの干支魂がきれいになっても
彼女を休ませるために、自分が十二支入りしようとしているところだと思います。
ゲスイところもあるけれど、4話でタケルを励ますためにこっそり画策してたりしたし、やっぱりにゃ~たんいいこだと思います。

不完全で泣いて笑ってぶれている干支神だからいい。たしかに。

タケルは十二支を子から亥まで言えるようになっていました。
「子丑寅宇辰巳、午未申酉戌亥」
ウマたんは感動して泣いてます。もう負け組じゃないよ。かわいいです。

 

 

 エンディング

チュウたんは干支神続行、にゃ~たんは試合に勝ったけどソルラルシールはゲットできず(笑)

最後までうるさいアニメでした。たまににゃ~たんがなんて言っているのか聞き取れません。だけどいやじゃない笑

モ~たんも還ってこれて、ハッピーエンド。
モ~たんおいしいキャラですね。
もう一話あったらキーイヌ主役回やれましたか?
2話の時点で当たり前のようにタケルの家に(増築して)住み着いていましたが、ああ、もっとこの二人のやり取りがみたいです。

 

EDにもチュウたんの歌声が追加され、特殊ED。待ってました!
今までずっとさみしそうなチュウたん(左)だったけど、
最終回EDではこんなにやすらいでいて(右)…ほんとうによかったね。

 

 

CパートがフルCGでした。どういうこと

可愛さも維持されたCG…

次回作があれば、アダルトモードもCGになるのかもしれないと期待をよせています。

 

 

 その他

ところで、にゃ〜たんはぎりぎりで転生したため記憶がなくなっていてもおかしくないけれど、チュウたんは自分がどうやって干支魂神楽遷偶を身につけたか覚えていなかったの?頼りにしてたにゃ〜たんに滅されそうになったショックで忘れたのかな。

 あと、チュウたんの穢れを祓ったのはにゃ〜たんだけど、チュウたんを白色バージョンにしたのはタケルのソルラルだよね。タケル何者。タケルの背景は明かされないままだった…。

 

OP,EDともにこの春でいちばん気に入っています。

もともとは大原さやかさんと渡辺昭夫さんのキャラクターデザインを目当てに見始めたアニメでした。全身性感帯とか、多すぎるメタ発言とか、ちょっときついシーンもあったけれど、それ以上に個性的なキャラクターと細かいSE、勢いのあるCGに惹かれていきました。

3か月間とても楽しかったです。

 


blue moment プリティモードスペシャルダンスMV (先行映像) - YouTube

キャラがイキイキしていてとてもかわいいです。
振り付け師はPerfumeのダンスを考えている人だとか。

 

 

 

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