眉月じゅん『恋は雨上がりのように』1巻 2巻 感想

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普段読む雑誌ではないけれど、話題になっていたので
コミスンというサイトで数話読んで単行本を買いました。

【単行本1月9日発売】大評判!『恋は雨上がりのように』冴えないおじさんに恋する17歳少女の片思い叙情譜(第1話)【まるごと試し読み】 コミスン
http://comic-soon.shogakukan.co.jp/blog/news/koi-ha-ameagari-no-youni-preview-1/

 

1巻は最初から最後まで楽しめました。
ピュアピュアでいいなあ

橘さんのすらっとした立ち振る舞い、でも店長とのちょっとしたやり取りで
心が弾む少女らしさがかわいらしかった。

彼女の気持ちが地の文にほとんどでてこないから想像が膨らみます。

特に5話がすきです。
橘さんが店長の前で靴下を脱がなかったのは、
傷跡をみられたくないからだと思っていたけれど
そうじゃなくて
足が女の子らしくなかったからなんだなって分かった時にはにやにやしました。

乙女心だなあ

いいなぁ

 

あと、気持ちを伝えるの、思ったより早かったです。男前~

 

 

 

2巻

橘さんが助手席に乗っていた衝撃。
とてもどきどきしました。
やりおる

 

歳の差という現実的な問題
すきだから、美少女に告白されてうれしかったから
で、付き合える歳ではないんだな…世間体
もしも、橘さんが足を故障して落ち込んで立ち寄った先のファミレスで
彼女に光を当ててくれたのが同年代の男性だったなら、
こんな壁にはぶち当たらなかったかな?と思ったり。

橘さんが接点をもちたいと願い行動するほど
あの日の店長との出会いは大きなものだったのだろうな。

 

あとはちょっと、大学生が気持ち悪くて
どちらかといえば2巻は読み返したくない気持ちの方が大きいです。

あんなゲスイ人が現実にいたらいやだなあ

彼のおかげで、橘さんが好きな人とどうでもいい人への態度の違いが
よく分かるようにはなっているけど。

読むのがつらかったです。

 

とはいえ気になるシーンで終わったので
3巻も購入すると思います。