はやみねかおる『モナミは世界を終わらせる?』感想

 

はやみねかおるさんの本は小中学生の頃大変お世話になりました。

周りの友だちもたいてい読んでたなぁ。

夢水清志郎や都会トムなど。

 

今回は思い付きで読みたくなったので手に取りました。

 

読み終わった感想として一言でいうなら

こんなにラノベっぽい作風だったっけ?

 

作者は、そう無気力にならず行動を起こそうよっというような

メッセージを込めたそうですがそれがあまり伝わりませんでした。

モナミは世界を終わらせないために最後まで奮闘しますが、

彼女は特別な存在だから行動を起こすことに意味があったととってしまいました。 

 

しかし相変わらず登場人物を想像しやすい書き方で、

私の頭の中で彼女らはいきいきと元気に動き回っていました。

読んでいて楽しかったです。

 

既に半年ほど前に続編『モナミは宇宙を終わらせる?』が刊行されているようです。

世界から宇宙へ、規模が大きくなってる…笑

 

丸男の妹の丸美ちゃんが気になっているので

続編で活躍があることを期待。

引きこもり巫女でありながらビジュアルが出てないのをいいことに

私の中ではかなり可愛くイメージされてます。

 

 

そういえば『夢水清志郎事件ノートシリーズ』も

新たなステージへ進んでいるらしいけど

『僕と先輩のマジカルライフ』の続編はないのかと待ってます。