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『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』大千穐楽に行きました

先日高垣彩陽さんの出演しているミュージカル、『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』を観に行きました。
東京だけでなく、地方にも来てくれるなんてとてもハッピー!

会場はあやひ―と縁のある日本特殊陶業市民会館でした。
観客のなかには「individual」パーカーを着ている方もいらして、あやひ―ファンも来ているのだなぁと思いつつ、もうソロコンサートから早1年かぁなどとしみじみ。

 観劇前は、ピーナッツという4コマ漫画をミュージカルにするってどういうこと?と想像もつきませんでした。
観劇後の感想としては、エピソードがコロコロと移っていくわりに不自然さがなく、場面転換に振り回されずに楽しめました。エピソードどうしに関連をもたせたり、間に小ネタをはさんだりすることなどいろいろな工夫がされていたのだと思います。

 キャラについて

スヌーピーは何度も客席を沸かせていました。
私はこのミュージカルを観るのは名古屋公演が初めてでしたが、アドリブなんだろうなというところは何となくわかりました。

「ひつまぶしの時間?!」「ひつまぶしと味噌煮込み…ひつまぶしと味噌煮込み…(エンドレス)」など名古屋ご当地ネタを入れてきたり、
キャッチボールに乱入したり、ルーシーのアンケートに回答してみたり…
観ている側は面白いんだけど、アドリブを振られる側のキャストさんはどんな気持ちなんだろう。

「サパータイム」からはスヌーピーの自信たっぷりな感じや自分の世界が確立されているつよーい感じがしました。待ちに待った夕食を楽しむスヌーピーの迫力に圧倒されながらも、楽しかったです!

田野優花さんの演じるサリーが超かわいかったです。日本語としておかしいけど、「自然なあざとさ」って感じでした。

「ダメっ」「気に入った!」と思いっきり言い放つところ、なによりチャーリーに「うっそぴょーん」と言いながら走り去るところにキュンとしました。

ライナスは基本的にやさしかったです。ルーシーやチャーリーに悲しい現実を突きつけることはあるけれど、それは彼らをがっかりさせようとして言っているのではないことが伝わってきました。ただ真実を伝えているだけ。
そういえば子供の頃、聞かされる側のことは考えず、自分の知っていることは教えてあげたいっていう時期があったななんて思い出しました。

東山光明さんの演じるシュローダーは、ほれぼれするほどカッコいい歌声をお持ちでした。ベートーベン・デイの時がとても輝いていました。
また、ほかのエピソードの時に「ベートーベンの誕生日まであと14日」というプラカードを持って舞台の奥の方を駆けまわっていました。彼のそんなところが茶目っ気があってかわいらしかったです。ベートーベン好きすぎやんと笑ってしまいました。

ルーシーは本当にたくさんの出番がありました。
お気に入りのシーンは「読書感想文」。普段主張の激しいルーシーですが、読書感想文の課題には仲間と同じように取り組んでいました。文字数を埋めようと、単語を書き足してはカウントをとる姿は非常に可愛かったです。ルーシーもみんなと同じように生徒なんだ、また、子供にとっての学校という存在の大きさを感じさせるシーンでした。

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そして、チャーリー・ブラウンはいい人だなぁ。

事あるごとに落ち込んでいる彼ですが、時に発想を転換しポジティブにもなります。気持ちが高ぶってきたところで他のキャラクターからひどいことを言われ、打ち負かされます。
そんな時、チャーリー役の村井さんが本当に下のイラストのような顔をしていました。(笑) 

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https://www.snoopy.co.jp/friends/charlie-brown/

何度こてんぱんにされても、仲間の声に耳を傾けるチャーリーってすてきだと思います。私だったら、そういう人には反抗しそうになったり、嫌になって避けたりすると思う…w。

その他 

キャストは6人しかいないし、舞台も漫画の世界を尊重したシンプルなものだったけれど、それぞれ存在感があって、全然寂しくなく賑やかでした。

 観劇してみて、チャーリーに辛らつな言葉を浴びせてくる仲間もいるけれど、でもなんか悪くない仲間関係だなって思いました。

例えば、
チャーリーの夢についてのエピソードでは、
チャーリーがルーシーに自分が「フラッシュ(憧れのヒーローの名前)」と呼ばれたいことを打ち明ける。 
ルーシーは誰にも言わないと約束しておきながら、聴いた次の瞬間言いふらしに行く。

その後のベースボール・ゲームのエピソードで、
9回裏にチャーリーが打席に立った時、仲間たちの応援に交じってルーシーが「フラッシュ―!」と声援を送る。

前のエピソードだけ見ると、ルーシーひどいやつ!となりますが、後のエピソードも見ると、なんだかんだ悪くないじゃんと思えてくるのです。

だから、観劇後はキャラクターの誰かが嫌いになることもなく、ほっこりとした気持ちになりました。

今日も悪くない一日だった。むしろ、この舞台を観られてとても幸せ。

 
『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』ゲネプロダイジェスト2017/4/8

映像化、CD化の情報がなく寂しいところですが、YGCBの音楽が頭から離れません。いつかまた、観られたらいいなぁ。

スヌーピーたちの人生案内

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