あやひーの2ndフルアルバム「individual」

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1stアルバム「relation」から2年半ぶりに発売された「individual」です。
待ちに待ったフルアルバム。
1stの頃と変わらないところも、変わったと感じるところも両方ありました。
現時点のあやひーが自分自身や、人もの概念問わず周りに対して感じていることを歌う新曲が揃っています。あやひーが何を大切にしていて、これからどんなふうに居たいのかが伝わってくる感じがしました。

以下長めです。

新曲の感想 

Walking On Sunshine

あやひ―らしいリード曲にしようということでミュージカルっぽい曲になったそうです。小さいころから歌うことが好きで、学生時代ミュージカル部に所属していて、今もミュージカルを観るのも出るのも好きだ!というあやひーには確かに合っている気がします。

今回のアルバムには「relation」の「overture」のような序曲は収録されていません。
「overture」から「ソプラノ」への開幕感。あの始まりはコンサートでもかなり高揚しました。
今回は序曲はないけれど、この「Walking On Sunshine」がアルバムの冒頭を飾るのにぴったりなのです。静かに始まる長めの前奏からもう聴き入ってしまいました。

「シンフォギアの楽曲を提供している人が作った」と聴くと、アップテンポでハードでかっこよくて忙しい曲なのかな?!という風に私は身構えていました。そっち方面のミュージカルなのかと。
いざ聴いてみると全くそんなことはありませんでした。(笑)
歌詞の中に

悩んでみたり立ち止まったり たぶんねそれも私らしさ
抱きしめてぜんぶ連れて行こう

どんな出逢いが待ってるんだろう 喜びそして哀しみさえ
抱きしめてぜんぶ連れて行こう

という言葉があるのですが、まさにこの曲、全部こぼさずに持って歩いていけるような速さなんです。(個人的感想です)

気持ちをこめながらものびのびと歌っていて、あったかい陽の下をあやひーが歩いてるのをなんかほんと想像できちゃって。Walking On Sunshineってなんて素敵なタイトルなんだと感動してしまいました。

ミュージカルといえば、マイリトルポニーの「This Day Aria」。
舞台でもアニメでも、またあやひーがミュージカルに出演する日がたのしみです。


Japanese "This Day Aria" - My Little Pony FiM S2E26 [Lyrics]

Secret of my love

作・編曲の渡辺未来さんを意識したことがなく、Wiki先生に聞いてみたところ私の好きな曲や知っている曲を手がけていた方だということが判明しました。あるある。
スフィアにも美菜ちゃんにもハルちゃんにも楽曲提供されていたのですね。

作詞の渡邊亜希子さんといえばとらドラですね。あやひーには「all around me」を提供しています。
あやひーはファンタジーのタイアップ曲を歌うことが多いため、抽象的でちょっと大きな枠組みの歌が多いイメージがありますが、こうした日常系の歌路線もいいなあ。

ハスキーっぽい低音ボイスで、大人な雰囲気です。
続きの「3 leaf clover」と合わせて聴くとちょっと切ない物語になります。笑
同じ愛がテーマの「Will」が離れた位置にいるのもちょっと納得。

私の時計

歌詞の中でめまぐるしく四季が移り変わっていきます。Aメロで一周してしまいます。そんな日常のせわしなさの中にあるしあわせ。
あやひーの「チクタク」の歌い方がお気に入りです。チクタクチクタク単調なんじゃなくて、リズムに乗ったチクタクなので自分もいつい一緒に口ずさんでしまいます。

歌詞をつけたのはチャットモンチーの橋本さん。私も中高生の時にハマりました。
今回も歌詞が個性的です。えええどういう意味なんだろう?って考え込みそうになります。でもならない。メロディにのせられた言葉にまとまりがあって、そしてかわいい(←大事)

チャットモンチーが二人体制になった時は驚いたけど、この機会に最近の楽曲も聴いてみようかな。

末光さんのピアノはあやひーいわくキラキラしているとのことで、確かにこの伴奏を聴くと楽しい気分になりますね。
そういえば「The last day of my adolescence」も末光さんが伴奏しているのだとか。
私のお気に入りのキャラのお気に入りの曲です。

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歌手もジャンルも違うけど、好きな曲同士つながりがあるというのは嬉しいです。( ´∀`)個々の好きなものにつながりがあると気づく瞬間って、ウキウキして好きです。

記憶の湖

私は「individual」の中でこの曲が一番好きです。
この楽曲のテーマは「記憶」で、「私の頭の中の消しゴム」に出演したことをきっかけに考え始めたのだとか。
私は勝手にアニメ「凪のあすから」の世界を思いながら聴いています。あやひ―出てないけど、海村を漂う海神様の気持ちとか思い出と重ねてしまいます。

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この曲はクラシックのクロスオーバーです。だから「記憶の湖」は初めて聴くけど、旋律には聞き覚えがあって親しみやすかったです。
本田美奈子さんリスペクトかなと思いました。ずっとクロスオーバーに挑戦したかったし、カノンさんともご一緒したかったのだそうです。

原曲のアラベスク1番よりもテンポはゆったりとしています。
だからこそあやひーの優しい歌声にどっぷり浸かれる一曲です。
一年を思い返すことの多い、年末にぴったりの曲だと思います。

Inner Galaxy

聴くと元気になれるロック調の曲。曲調だけ言うなら美菜ちゃんも歌ってそうです。

歌詞カードにはたくさんの?マーク。自分に問いかけて、これからどうしたいかを再確認していきます。
「残された時間あとどれくらい?」
という言葉があやひーらしいなと思いました。やっぱりこの歌は第一にあやひーのためのパワーソングなんだなと。
あと何回このステージに立てるんだろうということを本番中に頭をよぎるとの話をプラニスフィアでしていたのを思い出してしまいました。笑
ネガティブな前向きさという表現が正しいかはわからないけど、そういうところはあやひーの魅力の一つだと思っています。

この曲を聴いているとあやひーもがんばってる、だから私もがんばろうという気分になります。
私はあやひーほど生きてきてないけど、なんとなく自分の中でできることのラインが見えてる気がします。だから、無茶そうなことはやらずに見送ったり、このくらいでいいかななんて見切りをつけたりします。それは心の荒れない過ごし方なのですか、でももうちょっと、小さい階段一つ分くらいならちょっとのぼってみようかななんて思いました。

 

2ndアルバムには「愛の陽」という主張の強いEvan曲が入るということで、前後の曲が圧されてしまわないかなんて懸念がありましたが全く無問題でした。
この「Inner Garaxy」からは壮大な楽曲揃いです。
「Inner Garaxy」は個人的な問いかけで始まりながらも広がりを感じさせます。
「愛の陽」では始まりと終わりについての普遍的なテーマを歌い
「風になる」は大陸的で雄大な曲。中華な雰囲気もここに入ると浮きません。
そして「Next Destination」次の目的地へ。やっぱりかっこいい。

アルバムの最後に添えられるのはあやひーが初めて作詞作曲した「縁」です。
前4曲の壮大さから、この静かさに戻ってくるという構成は「キグルミ惑星」を思いださせました。

 

今の自分を形作った周りの人や機会への感謝が歌われています。
あの出会いがこんな機会をもたらした、とか、また巡り合うといったご縁を大事にしているのが伝わってきて、「relation」それ以前から大切にしていることは変わらないのだなーということを思いました。

MV/メイキングの感想

 MV「Walking On Sunshine」

 あの堤幸彦監督が手掛けたものというお知らせがあり期待値が高まりました。
明かりがとてもやわらかかったです。とても寒い中での撮影だとは思いませんでした。
ガスマスクや荒廃した世界はどうして出てきたんだろう。
ちらっとだけガスマスクが映るときはぞわっとしました。

メイキング

ジャケットの撮影風景を観ていると、もうすっかりカメラを向けられるに慣れたんだって思いました。テンポよくコロコロと表情やポーズを変えるあやひ―に、すっかり大人になった面を感じました。

MV撮影での子役とのやり取りはほほえましく、存分に萌えさせていただきました!お別れに裾をもって「ごきげんよう」の挨拶をするところがベストシーンです。他にも、ホッカイロをシャカシャカするところとか、ガスマスクでちゅーするところとか見どころ満載でした。

その他

「私らしさ」というものは自分一人で確立できるものではなくて、日々色んな人や出来事から影響を受けて形成されていくものです。「皆さまあっての私」というか、そういったつながりを「individual」から感じられます。だから、relationとindividualは辞書的な意味ではつながらないけど、どちらもあやひーの「縁」を大切にする気持ちのこもったタイトルだと思いました。

また、「わたしだけの空」から「individual」を聴くとなんだか目頭が熱くなりました。
今の私らしさを作ってくれたご縁へのありがとうを歌うということは、あやひーが自分のことを認められているということだから。

ソロコンサートはいつ頃になるかな?
リリイベは都合がつかなかったので、3月のスフィアフェスでの披露を楽しみにしています。

高垣彩陽 2ndアルバム『individual』発売記念インタビュー|販売トピックス

 

individual

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キグルミ惑星(「はなまる幼稚園」より)

キグルミ惑星(「はなまる幼稚園」より)

 

 

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