【復刻版】『東京ミュウミュウ』1,2,3巻の感想【なかよし60周年記念】

 

 「地球の未来に、ご奉仕するにゃん(ハート)」というちょっと恥ずかしい決め台詞でおなじみの東京ミュウミュウが帰ってきました。
1~3巻同時発売です。
書店さんで平積みされており感動しました。

 『なかよし60周年記念版』完全復刻シリーズについて

 少女漫画誌なかよしの創刊60周年を記念して、なかよしで過去に連載された名作をもう一度復刻発売させようという企画が2014年の秋ごろから始まりました。
60年も続くだけあってなかよし連載作品の数は膨大で、すべての過去作品を復刻させるわけにいかないので投票できる作品は絞られていました。
だぁ!だぁ!だぁ!あずきちゃん、きんぎょ注意報など。
当初はその絞られた10作品の中で上位作品のみが復刻版として書店に出回る予定だったようです。しかし最終的には↓のようなことになりました。

全国書店・ウェブで、5万票以上の投票が殺到した「なかよし60周年名作総選挙」! 5万人のリクエストに完全にお応えするため、全タイトル・全巻の完全復刻決定!! |なかよし60周年|講談社コミックプラス

10作品すべてが復刻されることに!
きっと、何度も装いを新たに発売されているセーラームーンやさくら以外にもいい作品はあるんだよ!!と勢い込んで投票したなかよし元読者が多かったのでしょう。

少女時代に買った漫画を引っ越しやらなんやらでやむなく整理してしまうことはままあることで、でもふとしたときにあれ読みたい…となることもあって。でも書店にはもう並んでいない。90年代の作品だと特に、新品で手に入れることは難しいですし。
私もなかよし本誌やミュウミュウの単行本を既に手放していて、たまに読みたくなってもkindle配信されてないしでもやもやしていました。
今回の企画はそんな気持ちに応えてくれるもので、とてもありがたかったです。

東京ミュウミュウについて

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連載されていたのは2000年から2004年まで。(続編含む)
私はほとんど観ていなかったけれど、テレビアニメ化もされていて、ちゃおの『ミルモでポン!』やりぼんの『満月をさがして』をきっかけに観ていた人も多かったのではないかと思います。
EDは何度も聴きたくなること間違いなし。


東京ミュウミュウ ED (720p HD) - YouTube

お話は絶滅危惧種の動物の遺伝子の力を借りてエイリアンと戦う美少女戦隊ものでした。
少女向け戦隊ものだけど、戦闘コスチュームはイメージカラー一色で、プリキュアとかに比べてとてもシンプルです。シンプルなんだけど所々ふんわり要素があって女の子らしいし、ポーズもとにかくかわいかったです。あざといとはこういうことだったのだと後に知りました。

学校やバイト先の制服にはめっちゃ夢が詰まってます。とことん少女趣味。
私もあんなかわいい恰好したいと憧れたわけではなかったけれど、どのキャラも個性的で読んでて楽しかったです。
赤面顔やしょんぼりした顔などコロコロ変わる表情も魅力のひとつです。

復刻版の中身について

表紙にはなかよし60周年記念で復刻された漫画であるという印がついています。
一巻は配色がもともとの表紙と近いので分かりにくいです。

新装版ではなく「復刻版」ということもあり、ページをめくってみても加筆修正された部分は見当たりません。
あとがきも、当時のサイン会のことやミュウファイヴのこと等について書いてあり、本当昔のままです。よくある「文庫版あとがき」ページはなしです。

昔の再現なのだから変更がないのは当然ではあるものの、ちょっと寂しい。
征海未亜先生は『wish(2005年)』の連載以降なかよしで作品が掲載されていないし、HPも数年前に消えてしまっています。60周年記念でなかよしにコメントを寄せていたようですが。

征海先生の、ミュウミュウの新規絵に飢えるファンも多かったのではと思います。


復刻版1巻(初版)には、征海未亜先生のかきおろしメッセージペーパーが付いています(ノД`)・゜・。
(全ての復刻作品共通)
かきおろしだって…!

ぺライ用紙一枚でも画風が変わっていようが嬉しいんだ…
アイライン層が薄くなり目力は減退したけれど、
表情もイキイキしていて可愛いし、いちごのほっぺたがめっちゃやわらかそうです。
いちごとみんととれたすのなかよさげなところをまたみられるなんて思っていませんでした。
ほんとうに今回の企画には感謝感激です。

 復刻版を読んで思うこと

単行本が発売された頃、小学校低学年だった私はあとがきをちゃんと読ん出なかったような気がします。せいぜいあとがきの挿絵にかわいいかわいい言ってた記憶しかありません。なのでこうして今、当時のあとがきを読んでみて、今さら東京ミュウミュウというお話やいちごというキャラクターが作者の最初の構想とは違う方に進んだ結果生まれたものであることに気がつくのです。

あと、猫耳しっぽを装着したりチャイナ服を着たりしてサイン会に登場する作者なんてめったにいないことも。
プリンがインフェルノとか言ってて思いのほか物騒だったことも。


歳をとってから読み返すと、違った見方もできておもしろいものだと思いました。

そして当時きゅんときたシーンは今でもきゅんときました笑
パジャマパーティのみんとかわええ

  また、ついに電子書籍版も発売されるようです。今月末に。
電子書籍は時間が経っても痛まないからいいなあと思いながらも紙のペラペラ感も好きだし特典も大事だし…。

東京ミュウミュウ なかよし60周年記念版(1) (KCデラックス なかよし)
 
東京ミュウミュウ なかよし60周年記念版(2) (KCデラックス なかよし)
 
東京ミュウミュウ なかよし60周年記念版(3) (KCデラックス なかよし)
 

 

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