高津カリノ『WORKING!! Re:ORDER』 感想 今までとこれからのワグナリア
昨年WORKING!!は最終13巻が発売されたけど、Re:ORDERという形で後日談がヤングガンガンに掲載されていました。
今回はその延長戦の分と、これまで単行本には収録されなかったいろんな特典、おまけ漫画が一冊にまとまっています。
私はアニメ一期放映時からの読者なので、こうして初期の特典が一冊にまとまったことはありがたいです。
なかには北海道の書店限定の特典もありましたし、しらないネタもたくさんありました。
連載開始~終了まで、本編外で繰り広げられた日常
販促用まんがだけじゃなく、なんと、
懸賞と思われるトイレットペーパーやマグカップにプリントされた4コマまで載っています。 すごい!やった!
http://4koma.moe-nifty.com/blog/2008/06/post_1.html
あとはカレンダーについていた4コマもありました。
特装版のふろくだったしおりのネタも収録されていたので、当時通常版を購入した方もここで読めるようになっています。
特典や付録はもともとカラーだったものもありますが、今回はモノクロ印刷です。
カラー版は当時本誌や特装版を購入した人の特権ということで。
ネタは十分楽しめます。
本編終了後の日常
Re:オーダーの収録分はこの単行本の3分の1を占めています。
佐藤&八千代編、小鳥遊&伊波編、相馬・山田編、店長近辺、種島、もう一度小鳥遊&伊波編といったところです。
各話でWeb版WORKING!!の方々が登場していますが、主役はあくまでこれまでの人達なので安心です。
Re:オーダーは4コマ漫画ではありませんが、とてもにやにやできました。ありがとうございます。
その他
単行本一冊づつ読んでいる時はあまり感じなかったけれど、一冊の中に初期中期最近のお話が混ざっていると、作者の描き方の変化もよく分かります。成長が感じられます。
個人的に今回の嬉しかったポイントは
・カバー下の漫画がこれまでの流れを引き継いだものだったこと。
・作者の自画像が変わったことです。
いつか健康な自画像がみれたらいいなと思います。
Web版WORKING!!の方は
なんとドラマCDの発売も決定していて、
まだまだワーキングの世界は完結したようで続いていくようです。
まえにラバストとか出てたし、いいね!
7/4から、アニメでも愛すべき彼女たちにまた会えます。楽しみです。